速報!2020年パネライ新作モデルを発表!

出典:https://www.panerai.com/ja/panerai-luminor-watchesandwonders-2020.html

2020年、パネライは「ルミノール マリーナ」の刷新を発表しました。この一年をかけて、順次再解釈した同機種をローンチしていく、と。
ルミノール マリーナといえば、パネライ時計スーパーコピーきっての人気コレクション。当店でもパネライNo.1の売り上げを常に誇っており、絶対に在庫をきらせない商品のうちの一つです。

2020年、新生ルミノール マリーナの実力やいかに?

パネライ2020年新作 ルミノール マリーナ カーボテック-44mm PAM01661

型番:PAM01661
ケースサイズ:直径44mm
素材:カーボテック
重量:96g
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:自社製P.9010
パワーリザーブ:約3日間
防水性:300m

この度発表されたオールブラックがかっこいいルミノール マリーナは、リニューアルの第一弾とのこと!
これまでステンレススティールなどメタル素材が主流だったルミノールマリーナを精悍に仕上げた立役者は、パネライが初めて時計製造に取り入れ、かつ近年積極的にローンチし始めている「カーボテック」でしょう。
カーボテックはその名の通りカーボンをベースにした複合素材となりますが、製法が独特です。カーボンファイバーシートを何層にも積み重ねて生成しますが、さらに配列を交互に入れ替えます。
そうしてできたカーボンのパイをポリエーテルケトン(PEEK)とともに高圧・高温下で圧縮させます。するときわめて頑丈で腐食にも強い、まさに「最強素材」が生み出されることとなります。

ルミノール マリーナの出自は軍用ダイバーズウォッチです。
パネリスティ(パネライファンのこと)は、パネライの堅牢かつ高性能な面を愛してきたのではなかったでしょうか。そんなパネライのDNAを、カーボテックを素材としたルミノール マリーナが受け継ぐこととなりました。

パネライ 2020年新作 ルミノールマリーナ
ちなみに、昨年はサブマーシブルの一新が行われました。
これまでルミノールの派生モデルであった同シリーズを「サブマーシブル」の名で独立させたのですが、その際にもカーボテックモデルが採用されており、大きな話題を呼びました。実際、欧州はもちろん日本や中国などアジア圏でサブマーシブルは大々的にプロモーションされ、巷間の話題に上ったものです。

ケースサイズが44mmと比較的ダイナミックにもかかわらず重量がわずか96g、というのも驚きのスペックですね。
ベースがカーボンであるため、腕時計の軽量素材の代表格チタンよりも軽やかなところが嬉しいところ。
さらに、このカーボテックの魅力は機能美だけでは終わりません。上記製法を用いることで独特の木目のような模様が表面に現れ、どの素材とも違った質感を楽しめるのです。

さらにさらに、パネリスティを喜ばせる―あるいはミリタリーウォッチ愛好家を歓喜させる―のは、サンドイッチ文字盤の復刻ではないでしょうか。

このサンドイッチ文字盤というのは、文字盤を二層構造とした仕様です。夜光を塗布したボトムの文字盤の上に、バーインデックスやアラビア数字をくり抜いた文字盤を重ね合わせるものとなります。
目的は夜光を何度でも塗り直せるようにするためですが、二層構造によって立体感が醸し出され、「クラス感が増す」としてパネリスティが愛したパネライ仕様のうちの一つでした。
現在スーパールミノバなど長くもつ夜光塗料が開発されたこともあってか、2015年頃をめどに順次サンドイッチ文字盤が生産終了してしまいました。しかしながら昨年、サブマリーナなどで復活。そしてこの度の2020年新作ルミノール マリーナにも、サンドイッチ文字盤が用いられているようです!

そんな新生ルミノール マリーナを制御するのは、パネライご自慢の薄型マニュファクチュールムーブメントP.9010。
三日間というロングパワーリザーブを有しているにもかかわらずムーブメント単体の厚みはわずか6mmで、ただ堅牢やハイスペックなだけではなく、端正で上品な表情をもパネライウォッチに添えることとなりました。
このパネライの旗艦ムーブメントは、シースルーバックから鑑賞することが可能です。

パネライ2020年新作 ルミノール シーランド-44mm PAM00859

型番:PAM00863
ケースサイズ:直径44mm
素材:サテンスティール
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:自社製P.9010
パワーリザーブ:約3日間
防水性:100m

パネライと言うと「高性能」なイメージがまず思い浮かぶかもしれませんが、生粋のイタリア職人である彼らは、優美なデザイン性にも余念がありません。
そこを象徴するのが、2009年からスタートしたこちらのスペシャルエディションです!

パネライは、その年の干支に合わせたデザインを時計に落とし込んだ特別モデルを、数量限定生産しているのですが、今年は干支が巡って12本目となります。
干支の始まりでもある「子年」を、文字盤を覆うケースに、イタリア伝統の装飾技法でエングレービングしました。

この装飾技法は「スパルセッロ」と呼ばれる彫金で、金糸を用いて高級感溢れる華やかなエングレービングを可能にします。
もちろん一つひとつが手作業で行われているため大量生産には向かず、この度の2020年モデルでも88本の限定製造に留まっています。

一般的に市場に流通するモデルではないでしょうが、パネライの伝統技法への深い造詣と、最高峰の審美眼を感じさせる逸品と言えるでしょう。

まとめ
パネライの、2020年新作をご紹介いたしました!
なお、冒頭でも述べたようにパネライはこの一年を通してルミノール マリーナを刷新していくことを発表しております。また、パネライやカルティエ,ランゲ&ゾーネ,ヴァシュロンコンスタンタンなどが属するリシュモングループは本来4月末に「Watches & Wonders Geneve」(旧SIHH)と称して2020年の新作発表を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で開催見送りとなりました。
このことから、今後まだまだ2020年新作がパネライから順次発表されることがわかります。
情報が入り次第、詳細をお届けしていきます!

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